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地震救援部隊、四川大地震の震源地へ
   2008-05-15 16:40:35    cri











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 今回の四川大地震の震源地・ブン川県付近への道路は今も不通となっており、数千人の軍隊と武装警察が落下傘投下や水路、徒歩行軍などでブン川に入り、救援活動を展開しています。

 12日の地震発生後、ブン川の電力供給や通信は中断し、外との連絡が取れず、地元の10万人の住民の被災状況にかかわる情報がほとんど得られませんでした。これと同時に、ブン川への道路が地震による山崩れによって遮断され、余震も頻繁に発生し、救援部隊はブン川県に入れませんでした。こうした状況の下でしたが、中国政府は救援部隊にいかなる代価を払うこともいとわず、ブン川県に入るよう要求しました。

 13日、部隊が大雨の中をブン川県映秀鎮に入って以来、ますます多くの救援部隊がブン川県に入ってきました。

 武装警察隊の王毅参謀長官が率いる200人の部隊は90キロを20時間で走る急ピッチで進み、13日深夜にブン川県の中心地に入り、救援活動を始めました。王参謀長官は「地元の被災状況は非常に深刻だ」とした上で「当面の状況から見れば、地元の都市部の負傷者が3000人あまりに達し、街の3分の1以上の家屋が倒壊し、残ったものもひどく損傷して、全く居住できない状態だ。周辺の山間部の村落はほとんど廃墟となり、道路が遮断されたため、行方不明者と負傷者の状況はまだ統計できない」と述べました。

 また、ブン川県所属の映秀鎮の被災状況も楽観視できません。この1万人余りの町で、現在、発見された生存者は僅か2300人、そのうち、1000人余りが重体だということです。

 14日、救援隊はブン川県の中心地や映秀鎮などの深刻な被災地へ衛星通信施設や医薬品、綿入れの掛け布団などの援助物資を空中投下しています。また、救援物資と救援チームを搭載した軍用ヘリコプターがブン川県の中心地に着陸し、地元の数十人の負傷者を四川省の省都・成都市へ運びました。

 一方、30人の医療チームもブン川県の中心地に入り、地元の負傷者に手当てを施しました。

 また、14日午後、温家宝首相はヘリコプターに乗りブン川県の中心地に到着し、地元の被災状況を視察しました。

 「中央政府はこの地方を忘れることなく、地震による負傷達を必ず救う。道路が通じなければ、飛行機で負傷者を運ぶ。現在、われわれは八方手を尽くし飛行機を調達して、午前中までに50人余りの負傷者がすでに運ばれた。今後も多くの負傷者の搬送作業を継続する」

 当日夜、温家宝首相は成都市からもう一つの被災地・広元県に向かう列車内で会議を開き「救援活動で最も大事なのは被災者の救援だ」として、被災地に派遣するヘリコプター90機を増やし、地元の救援活動に用いる」と述べました。

 14日午後から地元の天気が好転することから、空中輸送を含む救援活動のスピードも速まる見込みです。また、関係部門は被災地へ向う道路の復旧に力を入れています。

 今回の大地震の直接的被災者は1000万人余りに達し、今のところ地震による死者も1万5000人近くに達しています。

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