アラブ連盟は11日、レバノンでの武力紛争の終結に向け、首都ベイルートに代表団を派遣することを明らかにしました。
アラブ連盟によりますと、この代表団はレバノンの各派指導者と交渉し、今年1月のアラブ連盟外相会合で採択されたレバノンの政治危機に関する決議案の実施を図るとしています。
シリアのアル・オトリ首相は、レバノンの当面の危機は内部の事柄であり、シリアはこれに干渉しないと表明した上で、対話が唯一の解決法だと呼びかけました。
また、イスラエルのビルナイ国防次官は、レバノン紛争に介入しない意向を表明したあと、レバノン情勢が悪化し、内戦が起きることに懸念を示しました。(翻訳:閣)
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