レバノンで起きている多数派と反対派との武力衝突が8日も続いている中、双方は、ともに危機打開策を提案しました。
レバノン国民議会の多数派のリーダーハリリ氏は、政府がヒズボラの電話通信網などを撤去するのは、ヒズボラを対象にしたものではないと強調しました。そして、すべての武装勢力をベイルート市街区から撤退させることなどを提案しました。
一方、ヒズボラの指導者ナスララ氏は、「危機を打開する条件として、政府がヒズボラに関する決定を撤回するとともに、対話に戻るよう」呼びかけました。(翻訳 朱丹陽)