レバノンの首都ベイルートで武力衝突が起こり、9日までに少なくとも13人の死者と、30人の負傷者が出ました。レバノン国民議会の多数派は当日、緊急会議を開き、レバノン軍が国民の生命と財産の安全を保護し、ヒズボラの暴力行為を阻止するよう要求しました。
また、ヨルダン国王のアブドゥラ二世とサウジアラビアのアブドウラ国王は9日、電話会談を行い、関係方面がレバノンの領土保全と主権を確保するよう希望する考えを示しました。
アメリカのライス国務長官とEUのソラナ共通外交・安全保障上級代表は9日、それぞれ声明を発表し、シニオラ首相が率いるレバノン政権が国家主権と領土完全を保護するために講じた措置を支持する立場を表明しました。
(翻訳:黄競)
|