レバノン南部に駐屯している国連平和維持部隊は8日、再び爆弾襲撃を受けました。これを受けて、レバノン各界が非難しています。
レバノンのシニオラ首相は、「レバノンに駐屯している国連平和維持部隊を狙ったテロ襲撃に激怒している」としており、国連のパンギムン事務総長にかけた電話の中で、レバノン政府を代表して、このテロ事件を非難しました。パンギムン事務局長はこの電話に応じ、「レバノン政府が必要な取調べを行い、レバノン南部の安全情勢を乱すテロ襲撃を陰に隠れて操る張本人を見つけるべきである」と述べました。
レバノン議会の多数派リーダーのハリリ氏も同日声明を発表し、「今回のテロ襲撃は国連の平和維持部隊を標的にしただけでなく、レバノンの社会安定を乱すことも目的にしている」と語りました。
レバノンのヒズボラ(神の党)とアマル運動もこの日にそれぞれ声明を発表し、今回のテロ襲撃を非難しました。(翻訳:KH)
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