国務院台湾事務弁公室の李維一報道官は30日、北京での記者会見で、「『一つの中国』の原則を踏まえ、大陸の海峡両岸関係協会と台湾の海峡交流基金会との交渉メカニズムをいち早く回復させるよう大陸側は期待している」と述べています。
李維一報道官は、「台湾の人事の変化についてはコメントしないが、いまの良好な両岸関係を人的に妨害することは望まない。大陸側は交渉と対話を通じて、海峡両岸間の週末チャーター便の開設、それに大陸からの台湾観光がいち早く実現するよう期待している」と強調しました。
なお、1993年の4月、海峡両岸関係協会の汪道涵元会長と海峡交流基金会の辜振甫元会長が会談し、双方はこの会談についての「共同協議」など四つの協議に調印したことにより、海峡両岸間の交渉メカニズムを確立したものです。
(翻訳:王秀閣)
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