新華社通信が25日報道したところによりますと、ダライ・ラマ側が交渉再開を何度も求めたことを受け、中国政府の関係部門は、近く、ダライ・ラマの個人代表との話し合いを準備しているということです。これについて、アメリカ、シンガポール、EUはこの日それぞれ歓迎の意を表しました。
アメリカ国家安全保障委員会のゴードン・ジョンドロー報道官は25日、「中国政府がダライ・ラマ側と接触しようとすることについて、アメリカは歓迎する」と述べました。
シンガポール外務省は25日、声明を発表し、「中国政府のこのやり方は、チベットの安定維持に役立つ。緊迫した情勢が続いていることや、チベット問題を北京オリンピックと結び付けようとする企みは、いかなる人々、特にチベット人民にとっていいことではない」としています。
EU輪番議長国であるスロベニアも'25日声明を発表し、中国政府の決定を高く評価しました。(翻訳:ooeiei)
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