ラサ暴動事件が発生して以来、フランスなど西側諸国のマスコミは事実を顧ず、一方的にチベット問題を報道しており、さらにオリンピックも絡んできました。これに対して、フランス中国友好協会の会長はこのほど、北京放送の記者の取材を受け、西側諸国がチベット問題を利用して中国に恥をかかせることを強く非難しました。
この中で、会長は「チベット問題は完全に西側のマスコミに利用され、中国の利益を損なう道具になった」と指摘したあと、「西側諸国の人々はダライ・ラマが中国を離れた真実をあまり知らなかった。残念ながら、フランスのメディア人の中に、その真実を伝える人がいない」と述べた後、中国とフランスの友好のために、勇気を出して実際行動を取るようフランス政府に呼びかけました。
なお、今年77歳である温明登会長は1956年に中国を初訪問し、今回は206回目になります。「フランス中国友好協会」は長い間、両国の経済やビジネス、文化それに芸術面の交流に携わっています。
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