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宮本雄二大使 |
北京オリンピック組織委員会国際連絡部の趙会民部長 |
北京日本人会による『北京オリンピック、パラリンピックを応援する中国在留日本人の会』が昨日(24日)北京で発足しました。この会は、北京五輪とパラリンピックに協力し、日本人選手の活躍をサポートすることが目的です。
同日午後、長富宮飯店で行われた記者会見には北京日本人会の代表者らのほか、宮本雄二駐中国大使や北京市オリンピック組織委員会国際連絡部の趙会民部長が出席し、(財)日本オリンピック委員会常務理事の板橋一太氏も日本から祝福に駆けつけました。
会見では、日本人会長の岩崎次彌氏が今後の活動について、開催地の北京と協力しながら、日本人選手に対する試合の応援や、生活面での現地情報提供を具体的に行っていくと紹介しました。趙部長はこれに対し、「北京五輪が世界の人々が交流する架け橋になってほしい」との願いを述べました。
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北京日本人会の岩崎次弥会長 |
道上尚史公使 |
また、この会の名誉顧問として出席した宮本大使は、「私たちは中国の選手を一生懸命応援する、中国の方々も日本の選手を心から応援してほしい」と述べ、会見後のインタビューで「オリンピック精神を確認、普及することが必要だ。平和で協調のとれた大会になってほしい」と、北京五輪への思いを流暢な中国語で語りました。
北京五輪まであと3ヶ月を切り、聖火も今朝羽田空港に到着しました。北京五輪は、1964年の東京五輪、1988年のソウル五輪に続いて3度目のアジア開催となります。(文・写真 黄恂恂、撮影 朱コウ)
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