ナイジェリアにあるシェルの石油輸送パイプが爆破されたため、18日世界の原油価格はこれまでの最高を更新しました。
シェルの報道官はナイジェリアにあるシェルのパイ部が爆破されたことを発表しましたが、これにより原油供給量の減少が懸念され、当日はドル高となったものの、原油価格の継続高騰は阻止できませんでした。
18日、ニューヨーク商品取引所の軽質原油の5月渡しの先物価格は1バレル=1.83ドル上がり、終値は116.69ドルで、これまでの最高となりました。
ロンドン国際石油市場の5月渡しブレントは1バレル=1.49ドル上昇し、終値は113.92ドルとなりました。
ナイジェリアはアフリカでの最大の原油輸出国であり、アメリカへの6番目の原油供給国でもあります。2006年以来、地元で起きた武力襲撃によって、ナイジェリアの原油の産出量はこれまで25%減少しています。(翻訳:董)
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