ロシアのラブロフ外相は、14日モスクワで、「アメリカ、欧州、日本などの関係国と共同でミサイル防衛システムを構築するよう呼びかけている」と明らかにしました。
ラブロフ外相は、ロシアを訪れた日本の高村正彦外相と会談を行った際、「脅威を効果的に防御する最もいい方法は真の共同ミサイル防衛システムを構築することだ。このシステムでアメリカ、欧州、ロシア、日本とその他の関係国を結び付けることができる」と述べた上で、「ロシアは、アメリカの世界ミサイル防衛システム配置の問題でコミュニケーションが必要だ」と強調しました。
高村外相は、「日本とアメリカが、ミサイル防衛の分野で協力を行うことは、日本が朝鮮のミサイルによる脅威に対応するためやむを得ず取った措置で、ロシアを標的にしていない」と語りました。(翻訳:任春生)
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