フランスのサルコジ大統領は8日、パリで、フランスを訪問中のチェコのトポラネク首相とともに、「アメリカが東ヨーロッパにミサイル防衛システムを配備することは、多くのヨーロッパ諸国に関わることだから、ヨーロッパ全体でこれについて討議する必要がある」との見解を示しました。
サルコジ大統領はこの日の会談で、「ミサイル防衛システムを配置するのは、ヨーロッパの安全に関わるため、EU・欧州連合、或いはさらに多くのヨーロッパ諸国が集団で討議しなければならない」と述べました。
トポラネク首相は、「東ヨーロッパにミサイル防衛システムを配備することは、NATO・北大西洋条約機構の枠組み内で討議しなければならない」と述べました。
|