アメリカのダニエル・フリード国務次官は、5日、「アメリカはロシアやNATO・北大西洋条約機構と共にミサイル防衛システムを開発する可能性がある」と述べました。
これはフリード国務次官が国務省の記者会見で述べたものです。その際、フリード国務次官は、「ロシアやNATOと共にミサイル防衛システムを開発するのは各国の安全維持に有益であるだけではなく、東ヨーロッパ地区でのミサイル防衛システムの配備によって発生したロシアの安全面の関心を解消することにもプラスになる」と語りました。
フリード国務次官は更に、「ロシアがこの防衛システムの一部になれば、自分がこのシステムの標的ではないことを信じるようになるだろう」と述べた上で、東ヨーロッパ地区でのミサイル防衛システムの配備についてロシアと引き続き協議していきたいと表明しました。(翻訳:王丹丹 10/06)
|