チェコのメディアによりますと、アメリカのミサイル防衛問題の専門家コイル氏はこのほど、プラハで、「アメリカがチェコのブルディなどにミサイル防衛施設を配備しても、ヨーロッパとアジアが攻撃を受けることを有効に防げない。長距離ミサイルの襲撃を防御できない」と述べました。

　コイル氏はチェコ政府高官や議員と会談した後、「戦争が勃発すると、アメリカのミサイル防衛施設を建設したブルディ地区、及びその周りの地区はまず攻撃を受ける標的となるだろう」と述べました。

　また、コイル氏は、「研究ではアメリカのミサイル防衛システムには欠陥があり、役に立たない。アゼルバイジャンはこの防衛システムを建設する最適のところであり、ヨーロッパ大陸の伝統地域を保護できるだけでなく、その防衛範囲は東南ヨーロッパ地域にも及ぶことができる」と語りました。（翻訳：玉華）