中国の孫政才農業相は19日、ローマで開催された国連食糧農業機関(FAO)の第34回大会で、中国の食糧政策及びバイオエネルギーの利用方針について明らかにしました。
この中で孫農業相は、「中国は13億の人口を抱える大国として、従来から農業の発展を重要視しており、ここ数年、農業及び農村経済が順調に伸びている状況にある。バイオエネルギーの利用については、『食糧と土地を守る』方針を取っており、トウモロコシや植物油の原料をバイオ燃料に利用することを厳しく禁止している」と述べました。
孫農業相はまた、「食糧安全保障及び農業発展に関して、先進国は発展途上国への支援をより拡大し、2015年には世界の飢餓と栄養不足人口を半減させるといった目標を達成するよう」呼びかけました。(翻訳 王秀閣)
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