3月14日のラサ暴動のあと、ダライ・ラマ勢力のオーストラリア事務所は3月25日、いわゆる暴動で死亡した40人のリストを発表しましたが、中国の公安当局の取調べにより、このリストは事実とはそぐわないことが分かりました。
それによりますと、このリストでは戸籍がラサの人が16人、戸籍が四川、甘粛の人が24人いて。いずれも具体的な住所はなく、ただ大体の行政区画を出しているだけです。
そして戸籍がラサにあるという16人のうち、詳しい住所があるのはわずか5人で、ラサ公安局の調査によりますと、死亡したというこの5人のうち4人は怪我もなく、今も仕事しており、もう一人はどうしても分からないということです。さらに、その他11人については、オーストラリア事務所は詳しい住所を発表していません。
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