第22期JET渡航前オリエンテーションが4月8日、北京の華風賓館で開催しました。その後、JETプログラム参加者に対する歓送会も行われました。
日本の香川公使は歓送会で、「近年、日中両国間の首脳レベルの交流も着実に進んでおり、各分野における交流と協力は絶え間なく拡大、深化しており、日中関係は両国にとり最も重要な二国間関係の一つとなっている。これを機に、日中間の国民レベルでの相互理解と相互交流の一層の促進が期待されている。このような追い風が吹いている中、皆さんがJETプログラムにより日本各地で活躍されることは、日中両国にとって大変有意義なことだ」と挨拶しました。
JETプログラム
JETとは、Japan Exchange and Teaching Programmeの略称。外務省、文部科学省、総務省が地方自治体と協力して、諸外国の若者を日本に招待し、日本全国の中学校や高校で外国語やスポーツなどを教えたり、地方自治体で国際交流のために働いたりする機会を提供する事業。JET青年は、日本全国各地における学校や行政組織の中で、地域や住民に密着した活動を行うことを通じ、日本を経験し、母国に帰った後、従来の日本研究者とは一味違ったタイプの知日家、親日家として様々な分野で活躍し、日本と母国との間の貴重な橋渡しとなっている。
中国からは、1992年から2007年までで、すでに約781名が参加している。
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