中国の胡錦涛国家主席は10日、南部海南省の三亜市でトンガ王国の国王であるツボウ4世と会談を行い、双方は、両国の国交樹立10年を契機とし、各レベルと各分野の交流と協力を深め、両国関係の安定した健全な発展を促していくことを表明しあいました。
席上、胡錦涛主席は、「両国の国交樹立以来、二国間関係は長足な発展を遂げた。中国側は、トンガ側と共に政治上の相互尊重、相互の助成、経済上の互恵の協力と共同の発展をこれかも続けていく。中国側は、トンガ側にできるだけの援助を提供し、トンガの経済建設と民生改善を支持していく」と述べました。
ツボウ4世は、「トンガ政府はこれからも両国各分野の互恵協力の実施に尽力してゆく。台湾問題では、トンガは一つの中国の政策を堅持し、また中国がラサ暴動処理で取った措置を支持している」と述べました。
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