張業遂外務次官は3日に北京で、胡錦涛国家主席が、今月12日に海南省ボアオで開かれるアジアフォーラムに出席し、各国の政府要人と会談を行うと発表しました。
それによりますと、胡錦涛国家主席は、このアジアフォーラムの2008年次総会の開幕式に出席するほか、10日から12日にかけては海南省三亜市で、中国を公式訪問し、このフォーラムに出席するトンガ国王のジョージ・トゥポウ5世、パキスタンのムシャラフ大統領、タンザニアのキクウェテ大統領、チリのバチェレ大統領との公式活動などに参加し、さらに、同じようにこのフォーラムに参加するモンゴルのエンフバヤル大統領、スリランカのラージャパクサ大統領、カタールのハマド首相、カザフスタンのアフメトフ首相、オーストラリアのラッド首相、スウェーデンのラインフェルト首相とそれぞれ会談を行う予定です。
なお、ボアオ・アジアフォーラムは、2001年に発足したもので、今年は7回目の年次総会であり、いまでは、アジア地域などの国家元首、政府首脳、それに商工業界、学術界の対話と交流にとっては重要な場となっており、地域的な経済協力の推進や各国間の相互理解の増進で積極的な役割を果たしています。(翻訳:GK)
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