中国外務省の姜瑜報道官は8日、北京での定例記者会見で、ダライ・ラマがこのほど、チベット住民に送ったメッセージの中で示した「チベット独立を求めず、『中間路線』を堅持する」という言い方に反論しました。
姜瑜報道官は、この中で「ダライ・ラマは、政治と宗教が一体化した農奴制の代表である。この農奴制は、人類の歴史上最も暗い農奴制で、領主の特権以外いかなる形式の民主や自由、人権もない制度である。ダライ・ラマが求める『中間路線』は、ダライ自身にとっては楽園のような、農奴にとっては暗い拘置所のような世界をよみがえらせようとするものだ」と非難しました。
ダライ・ラマが、ラサ暴動とは何らかの関係もないと述べたことに対し、姜瑜報道官は「ダライ・ラマが一番最近になってやったことが、ラサでの暴力犯罪事件だ。その行為によって、ダライ・ラマが唱える『平和』や『非暴力』は完全な嘘だということが明らかになった」と強調しました。(翻訳:鵬)
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