ロシアのプーチン大統領は6日、「ロシアはアメリカが東ヨーロッパでミサイル防衛システムを配備することに反対する」と改めて強調し、ロシアとアメリカによるのこの問題の解決案を提案しました。しかし、この提案はチェコとポーランドの反対を招きました。
プーチン大統領はこの日、ロシア南部の都市ソチでアメリカのブッシュ大統領と会談を行った際「アメリカがチェコに設置するミサイル防衛基地にロシアの専門家が常駐してこそ、アメリカのミサイル防衛システムへの疑いをなくすことができる」と述べました。一方、チェコのパルカノバー国防相は6日、この提案に強く反対すると表明しました。また、チェコのランゲル内相は「ロシアの軍人がチェコに常駐することは考えられない。チェコとロシアは対等な視察政策を実施すべきだ」と語りました。
このほか、ポーランドのワシチコフスキ外務副大臣は「ミサイル防衛システムを常に監視することはロシア軍がポーランドに常駐することを意味している。これは絶対に認められない」と述べました。(04/07 翻訳:Yin)
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