ワシントン・ポスト紙によりますと、アメリカ連邦議会の調査機関であるGAO・政府説明責任局は1日報告書を発表し、「兵器開発への支出は予算を大きく上回りながら、進捗状況は遅れている」と指摘しました。
報告書は「新型戦闘機、艦船、衛星など72件の兵器開発プロジェクトに関する実際の支出は、予算より2950億ドル多くなったものの、開発の進捗状況は平均して計画より21カ月も遅れている。また、今後5年間に国防総省は3350億ドルを兵器開発に投入する計画だが、イラク戦争や社会保障負担が増大する中、予算を上回る兵器開発への支出を維持することは難しくなる」としています。(ジョウ)
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