アメリカのブッシュ大統領は7日の記者会見で、アメリカ経済の成長スピードが明らかに緩やかになっていることを認めましたが、「アメリカ政府は経済を刺激する対策を講じているので、長い目で見ると、アメリカ経済の先行きはよい」と述べました。
消費を促し、より多くの就職チャンスを作るため、ブッシュ大統領は先月、総額1680億ドルに上る景気刺激策にサインしました。
別の報道によりますと、FRB・アメリカ連邦準備制度理事会は7日、3月の入札方式による短期資金供給額を増やすと共に、一連の債権回収を始め、市場の流動性を強化することで金融危機を緩和すると発表しました。同時に、FRBは今後少なくとも6ヶ月間は引き続き入札方式による資金供給を行う予定です。
アメリカ労働省がこの日発表したデータによりますと、今年2月にアメリカの非農業部門の雇用が大幅に減少したということです。最近の経済関連のデータによると、アメリカ経済には景気後退の兆しが増えたと見られています。
(翻訳:東)
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