中国の国営通信社、新華社通信は23日、一部の西側のメディアがチベットのラサで起きた深刻な暴力犯罪事件について事実を歪曲した報道を行ったことに対して論評を発表し、「事実を歪めることは許されず、真相はいつか分かる」と指摘しました。
この論評は、「チベットのラサで、強奪や放火など深刻な暴力犯罪事件が発生した後、一部の西側のメディアはこれに対して、事実を歪曲した報道を行い、中国政府がとった措置やチベット政策を攻撃し、『チベット人の宗教信仰の自由を奪い取った』と非難している。また、この事件を口実として、五輪ボイコットを呼びかけている」と指摘しました。その上で論評は、「事実をゆがめることは許されず、真相はいつか分かる。中国政府の立場と措置は、幅広い理解と支持を得ており、百ヶ国以上の国や国際組織が正義な声を出している。チベット族同胞を含む中国人民、それに、平和を愛し、友情を大切にする全世界の人々は、必ず白黒を明らかにし、ダライラマ一派の邪悪な陰謀を見抜き、中国政府が国の統一と社会の安定を維持し、チベットの発展を促すための政策と措置を支持するだろう。また、北京オリンピックには、世界各国の選手と観客も積極的に参加するだろう」と述べています。(翻訳:周莉)
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