3月の14日、チベットの首府ラサでは暴動が起きましたが、ここ数日、チベット各民族の民衆は、この人類文明を公然と踏みにじる暴行を強く非難しました。
21日午後、各民族の人々は放火のため全焼した衣類店の廃墟に花をささげ、14日焼死した5人の女性店員の冥福を祈りました。
統計によりますと、今度の暴動で18人の罪なき人たちが殺害され、328人が負傷し、その経済的損失額は2億5000万元あまりに上っています。
暴動発生後、第十一世パンチェン・エルドニ・チェジチェップは、「宗教界と広範な信者の正常な生活を送らせるため、政府が取ったすべての措置を断固として支持する」との姿勢を表明しました。
中国仏教協会チベット支部のタンツェンゴレイ副会長は、「少数の僧侶は教義を破り、ダライ・ラマ勢力とぐるになり、祖国分裂の活動を行い、宗教界と広範な信者の根本的利益を損なった」と指摘し、これを強く非難しました。
またチベット系企業のダワトンジュ会長は、「ここ数年、チベットの経済は発展し、社会は安定を保ち、民族は団結し、人々は平和な暮らしを送ってきた。これは周知のことであり、ごく少数のものが暴動を起こしたのは、ダライ・ラマ勢力の指図があったからだ」と述べました。
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