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中国の王岐山副首相は21日、北京で、「保護貿易主義の台頭は中国に不利で、中米双方が多国間貿易の強化と維持に共に努力していく必要がある」と述べました。
王岐山副首相は、中国を訪問中のアメリカのスーザン・シュワブ通商代表と会談した際、「中国政府はドーハラウンドの交渉を極めて重視しており、交渉が成功するかどうかは、グローバル経済の持続的な成長と世界貿易の健全な発展に関わっている。また、中国の発展にとっても、安定で、開放した国際環境が必要だ。中国は交渉の中で、引き続き建設的な架け橋の役割を果たしていきたい」と述べました。
これに対して、スーザン・シュワブ代表は、「ドーハラウンド交渉における中国の役割を重視しており、中国と一緒に交渉を成功をさせていきたい」と語りました。(翻訳:Yan)
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