中国の呉儀副首相は28日、北京で開かれた全国貿易促進工作会議で、「全国の貿易振興機構は国の発展を目指して、中国の特色のある貿易振興の道を積極的に見出す必要がある」と主張しました。
呉儀副首相は会議で、「貿易振興機構は、海外と国内の経済発展の動きを把握し、国家のマクロ調整政策を理解した上で、企業にサービスを提供すべきである」と述べました。
呉儀副首相はまた、「これから、海外との交流・協力を促進し、国際機構、海外の貿易振興機構それに商工業界との連絡・協力を強めながら、中国系企業の輸出拡大、海外市場への進出などを図っていく必要がある。情報とコンサルティングサービスの提供に重点を置き、中国系企業が国際規模な展示会に出展するための協力を提供すべきである」と強調しました。
中国国際貿易促進委員会は1952年に設立されたもので、中国の経済界と貿易業界の有力者、企業と団体からなる民間的な対外経済貿易機構です。現在、200余りの国際機構、団体と協力関係を保っています。(翻訳:KH)
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