国連とイスラム諸国会議機構(OIC)、イスラム教育科学文化機構が共催した反テロ国際会議は17日夜、「チュニジア声明」を採択して閉幕しました。声明では各国が協力を強化し、テロリズムを共同で取り締まるよう呼びかけています。
この声明は、「国際社会の現在の急務はテロリズムを取り締まり、テロ活動の蔓延を防止し、テロリズムが繁殖する土壌をなくすことである」と指摘した上で、国際社会は世界の平和と安定を維持し、各国の共同発展を実現させる責任を負い、テロや暴力の蔓延といった問題を根本から解決し、より良い方法でテロリズムをなくすよう呼びかけました。
主催国チュニジアのガンヌーシ首相は閉幕式で、「主催者としては各国に対し、国連およびその他の国際組織または地域組織が承認した反テロ協定に一日も早く加入し、これらの協定を確実に実行し、また関連の情報や経験を互いに交流するよう呼びかける」と述べました。(翻訳:玉華)
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