中国政府の劉貴今ダルフール問題特別大使は17日、新聞「人民日報」記者のインタビューに答えた際、「スーダンのダルフール問題では、和平交渉や対話を通じて、各方面が共に受け入れられる長期的な解決案を見出さなければならないと中国は主張している」と述べました。

　劉貴今大使は、「中国は、武力によっては問題は解決できないと見ており、制裁や圧力を与えることに反対する。スーダンの主権と領土保全は尊重されるべきだ。政治的手段による解決プロセスを推進し、ダルフール地区の人道的情勢と治安情勢を一日も早くよくし、安定を回復させるべきだ」と述べました。（翻訳：玉華）