スーダンを訪問中の中国の劉貴今ダルフール問題特使は、26日、ダルフール地区南ダルフール州の州都ニヤラを訪れました。
劉貴今特使はまず、平和維持活動に取り組んでいる中国の工程部隊を視察しました。劉貴今特使はその際、「中国の平和維持部隊はダルフールに入った後、多くの効果的な作業を行い、各方面から高く評価された。また、アフリカの平和にも貢献した」と述べました。
劉貴今特使はまた、地元の高官と会談し、「中国政府と人民は関係の各側と共に、引き続き、ダルフール問題の解決やこの地域の治安情勢と人道主義情勢の改善に努力していきたい」と述べました。
劉貴今特使はさらに、地元の難民キャンプを訪れ、難民の代表と率直な交流を行いました。代表者は、「中国はダルフール地区に対して、インフラ整備に協力するなど、多くの援助を提供した。これについては、全ての難民が知っている。国際社会が真にダルフール問題を解決したがっているなら、地元の現状を確かめ、中国と同じように実質的な支援を行うべきだ」と述べました。(翻訳:GK)
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