中国政府の劉貴今ダルフール問題特使が28日、ハルツームを離れ、スーダンに対する訪問を終えました。それを受け、スーダンのメディアは相次いで劉貴今特使のスーダン訪問で収めた豊かな成果に注目する記事を掲載しました。

　スーダンで最も発行部数の多い『世論新聞』は、「スーダンのバシール大統領が劉貴今特使と会見した際、中国がスーダンの平和と発展のプロセスで発揮した役割を賞賛し、スーダン政府がダルフール地区の平和と安定を強く望んでいると期待した」と報じました。

　また、もう一つの主流新聞である『今日の情報』は、劉貴今特使が27日に行った記者会見で、「中国とスーダンが石油を始めとした各分野での協力は透明で、オープンなもので、中国は一部の勢力の圧力でその対外関係の基本原則を変えることは決してしない」と語ったことを報じています。

　最大の英字新聞『スーダンオブザーバー』も、トップページで、「劉貴今特使は、中国政府は中国がスーダンでの投資と正常な経済貿易活動を政治化することに反対することを強調した」と報道しています。（翻訳：Yan）