中国国家食品医薬品監督管理局の呉シン副局長は16日北京で、「中国政府は北京オリンピックに参加する選手に公平で安心できる環境を作り出すため、さまざまな措置を講じて興奮剤への管理を強化している」と話しました。
この中で、呉シン副局長は「興奮剤を生産するメーカーへの監督を強め、興奮剤を含む医薬品には、『スポーツ選手は慎むように』と明記することを義務付けている。そうでなければ販売禁止になる。また、オリンピック開催期間中に必要とする医薬品リストを作り、その備蓄体制も整った」と説明しました。