新華社北京3月12日五輪特電 (記者 章利新 高鵬 劉錚)全国政治協商会議委員で北京五輪開閉会式監督の張芸謀氏は12日、記者レセプションで「北京五輪開会式が世界に驚きと喜びを与え、全国の人々に満足してもらえる演出にしたい」と語った。
当面、北京五輪開会式は創意段階から全面的稽古を始め、1万人以上の出演者が本番に向けて異なる場所で訓練している。
開会式文芸公演はわずか50分間のみ、ヒューマニズムと感性の素材を組み入れ、「私たちはだれか」および「私たちはあなたたちとは家族である」という理念を表現し、感性的に「同一個世界、同一個夢想」を展示する。
また、文芸公演は大衆向きの形式が採用され、外国人だけでなく、全世界の若者も共感できるものになる。これは国際五輪委員会により強調された問題点でもあると同氏は説明した。
昨年北京五輪組織委員会は全世界向けに子供の笑顔に関する写真を募集した。当面、世界各地から子供の笑顔を受け取り、文芸公演が終わりに近づく特別の瞬間に展示され、人々の心を打ち、世界の美しい未来を期待するだろうという。
開会式の彩りについて赤色はもちろん、ただ、一つの色だけでは表現し難く、開会式はいろいろな色があやなして美しいものだ。前回アテネ五輪を超える開会式を目指すと同氏は語った。
一番の心配は「雨」だ。多様な応急予案がすでに制定されており、悪天候に出会っても式典と公演の効果は保証できるという。
なお、五輪開閉会式に参与する工作人員は機密を守る協議に署名しなければならない。これは国際五輪委員会の規定で、秘密規約は国際五輪委員会の文書であると同氏は説明した。(翻訳 孫義)(新華網より)
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