まもなく離任するイギリスのブラッドリー香港駐在総領事は13日、「香港はアジアにおける金融的センターとしての役割をよく果たしており、その発展の見通しは楽観視できる」との考えを示しました。
ブラッドリー総領事は13日、香港の外国記者グラブで『さらば、香港』という離任講演を行いましたが、その中で、「香港は2004年から急成長の勢いを保ち続け、経済が好転したばかりでなく、人々の気持ちや社会の雰囲気の変化はより著しい」と述べました。
また、ブラッドリー総領事は「香港をロンドン、ニューヨークと並ぶ国際的な金融センターとしていくことは、実現できないことではない。同じ地域にあるほかの都市と比べ、香港には決定的な強みがあり、それには、両替の自由や独立した司法体制、情報の自由な流通などが挙げられる。このほか、香港のリスク投資基金の数はロンドンに次ぐものだ。さらに、香港はイスラム金融市場も積極的な開拓している」と香港のアジアや国際的な金融的センターとしての役割を評価しました。(翻訳:東)
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