アメリカオリンピック委員会のユベロス会長は12日、カリフォルニア州で開かれたスポーツの国際会議「スポーツアコード(SportAccord)」で、「国民の間の交流を強めることで、国と国の関係を改善することができる。オリンピックはまさに、そういった国民間の交流で重要な役割を果たしている」と述べました。
一部の人権団体が中国を批判していることについて、ユベロス会長は、「長い目で見れば、これらの人権団体は、中国とできるだけ多く交流したほうがよい」と述べました。
また、北京オリンピックについて、「オリンピックは、政治的に利用されるべきではない。オリンピックへのボイコットによって影響されるのはスポーツ選手だけだ。北京オリンピックはきっと素晴らしい大会となり、また、オリンピックの開催を通じて、中国がもっと開放的になると信じている」と語りました。
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