日本の「朝日新聞」の報道によりますと、フィリピン下院外交委員会は11日、「従軍慰安婦」と呼ばれる太平洋戦争中の性暴力被害者への公式な謝罪と補償を日本政府に求める決議案を全会一致で可決しました。
この決議案は、近く開かれる本会議でも可決される可能性が高く、日本に謝罪を求めるフィリピン初の決議となると見られています。
決議案は、「日本では、最近、河野洋平元官房長官が1993年に発表した元慰安婦に対するお詫びと反省の談話を薄め、無効にしようとする動きがある」と指摘した上で、従軍慰安婦問題に対する責任を公式に認め、謝罪し、被害者に補償することを日本政府に督促するようフィリピン政府に求めました。(翻訳:鵬)
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