カナダ下院は28日、第二次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり日本政府に謝罪などを求める決議案を全会一致で採択しました。
決議案は、「日本政府は、旧日本軍が若い女性に慰安婦になるよう強制したことについてすべての責任を取るべきだ」とし、被害者への公式かつ誠意ある謝罪を求めました。また、慰安婦問題を否定するいかなる言論も非難し、1993年の河野談話に背く言論をやめるよう日本政府に求めました。
決議案の採択に努力したトロントアジア第二次大戦歴史事実維持会の王裕佳会長は、「カナダ下院の選択は正しいものだ。これにより、歴史の真相を隠そうとする日本政府に新しい圧力をかけた」と述べました。(翻訳:GK)
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