中国国家穀物局の聶振邦局長は6日北京で、「現在、中国の穀物在庫と市場供給はいずれも十分であり、短期間の内に食糧危機が現れることはない。特別な状況がない限り、今年、中央の備蓄穀物を使うことはない」と述べました。
聶振邦局長はこの中で、「中国は、国外から大量の穀物を輸入していない。大豆と植物油の原料以外にも、2007年の中国の穀物輸出量は700万トンに達した。これは、13億人もの人口を持つ中国にとって、すばらしい成果であり、全世界の食糧安全にも貢献している」と語りました。
聶振邦局長はまた、「中国は農業への資金投入を引き続き拡大していく。大規模な自然災害がない限り、今年、中国の穀物生産は、豊作となり、穀物の価格も安定を保つだろう」と述べました。(翻訳:洋)
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