コソボ議会が、セルビアからの独立宣言を採択した後、国際社会の反応はさまざまです。セルビア外務省は18日夜、コソボ独立を承認した国に抗議の覚書を送りました。
国連のパン・ギムン事務総長は17日、「安保理第1244号決議に基づき、国連はコソボを引き続き管理する」と述べました。ロシア議会上下両院は18日共同声明を採択し、コソボの独立宣言を非難しました。
一方、フランス、イギリス、ドイツ、イタリアの4カ国の外相は相次いで、コソボの独立を承認すると発表しました。このほか、スウェーデン、ベルギー、アイルランドなども近いうちに外交ルートでコソボ独立を承認するとの立場を示しました。しかし、スペイン、キプロス、ギリシャ、ルーマニアなどは、独立を承認しないと表明しました。
また、アメリカのブッシュ大統領は18日、「コソボは独立した主権国家だ」と述べました。オーストラリアは当日、コソボ独立を支持すると表明しました。(翻訳:ooeiei)
|