甘粛省敦煌市の仏教遺跡「莫高窟(ばっこうくつ)」の保護利用プロジェクトがこのほど開始した。投資総額は2億元以上が見込まれ、莫高窟でこれまで最大規模の遺跡保護プロジェクトとなる。中央電視台(CCTV)が伝えた。
保護プロジェクトによって新設されるデジタル展示ホールでは、ハイビジョンテレビに映し出されるデジタル画像を通して、石窟内の仮想散歩をすることもでき、文化財の有効な保護と便利な参観を両立させるという。
「人民網日本語版」