ロシア大統領選挙は3月2日に行われる予定ですが、欧州安保協力機構(OSCE)は7日、ロシアが不合理な制限を付けたことを理由に、選挙監視団の派遣を断念する意向を明らかにしました。
これに対して、ロシア外務省スポークスマンのカムイニン氏は、欧州安保協力機構のこのような行為は、受け入れられないものだと述べました。また、ロシア下院のグドロフ安全保障委員会副委員長は、「欧州安保協力機構がロシアに来なくても、ロシア大統領選挙は予定通りに行う」と語りました。
一方、EUのヴァルトナー対外関係担当委員は、ロシアが選挙において、欧州安保協力機構のメンバー国としての約束を守るよう呼びかけました。
同じ日に、アメリカホワイトハウスのフラット報道官は、「ロシア政府が監視団のために、緩やかな条件を提供することを期待している」と述べました。(翻訳:閣)
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