ロシアのラブロフ外相は23日、モスクワで、「NATOの東方拡大は、冷戦時代の遺産であり、いかなる現実的な問題の解決にプラスとならない」と述べました。
これはラブロフ外相がこの日の記者会見で述べたものです。ラブロフ外相はその際、「NATOの東方拡大は、安全面の重要な理由がなく、欧州地区の安全強化にプラスとならない」とすると共に、「ロシアはNATOの東方拡大を心配していないが、そのプロセスを緊密に見詰めていく」と述べました。
別の報道によりますと、NATOの報道官は23日、「NATOのスケッフェル事務総長は、すでにロシアのプーチン大統領に書簡を送り、NATO加盟国が4月初めルーマニアでサミットを開催期間中に、NATO・ロシアサミットを開くことを提案した」と明らかにしました。(翻訳:周莉)
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