2008年のオリンピックを主催する首都北京では、およそ20ヶ所で縁日がにぎやかに行われています。例年と違うのは、今年は、オリンピックと関連するものが多いことです。例えば、中華世紀壇で行われている縁日は、オリンピックの文化を話題にしているものです。

　雪害に遭った中国南部の地域は、天気が好転、中国政府の支援も届いているため、被災者たちは、爆竹を鳴らしたり、縁日を見物したりして例年と同じように春節を過ごすことができました。

　また、少数民族が集まる新疆では、民間芸術をテーマにする一連のイベントが行われています。280万人以上の住民を持つチベットは、漢族の春節を祝うと共に、チベット暦の新年も迎えました。

　香港の市民たちは、寒い天気の中、花市場を散策したり、お寺へ初詣に行ったりしていました。台湾の最高峰・玉山で、7日朝から雪が降り始めました。中国では、春の雪は豊作の兆しで、めでたいものだという説があり、雪が珍しい台湾では、多くの市民がドライブで玉山へ向かいました。（翻訳：KH）