新華社済南2月4日発 済南軍区部隊は災害対応に全力をあげ、南方被災地に義捐金300万元余りと衣装・布団2000枚余りを送った。済南軍区はまた、電力、石炭、石油製品の節減キャンペーンを展開している。
南方地域で大雪災害が起きた後、済南軍区の範長龍司令官、劉冬冬政治委員は交通や電力を確保し、住民を安心させるための災害対応を取り、兵士など延べ2.5万人、民兵予備役延べ30万人を出動したと、指揮を取った。被災者が春節を楽しく過ごすことを念頭に置き、済南軍区の幹部は先頭に立って被災者に資金や生活品を寄贈した。済南軍区は被災地で電力や水道水が足りないことを知ってから、省エネや消費削減を展開し、暖房温度を平均3度引き下げ、1000台近くの自動車を停車させた。
済南軍区はまた、『大雪対応政治活動通知』を出し、被災地出身の兵士を安心させ、その中の貧困者を救済する。家に帰って年過ごしを予定する被災地の兵士は帰郷の乗車券をキャンセルするか、休暇を振り替え、いっそ休暇を返上した者もいた。ある砲兵連隊の朱海濱氏は、赤ちゃんは生まれたばかりで、広州で出稼ぎをしている妻も連隊に来る都合が悪く、もともと広州に帰って一環団欒を予定していたが、広州行きの交通事情が厳しいことを考え、妻に説得し、休暇をあきらめ、別居で春節を過ごすことにした。(翻訳 李継東)(新華網より)
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