二日間の日程で開かれていた新中日友好21世紀委員会の第七回会合が28日午後、北京で閉幕し、記者会見が行われました。
慶応大学教授の国分良成委員は席上、「両国関係が春を迎えた今、政策諮問機関としての21世紀委員会は重要な役割があることで共通認識が出来上がった」と述べました。また、両国関係の安定的な発展に向けて、短期と長期の視点からの取り組みを強調し、委員会は「環境協力と相互理解、相互信頼を深めるための長期的なメカニズムの確立に力点を置く提案を提出する」と明らかにしました。
記者会見の後、楊潔チ外相が委員会のメンバーと会見しました。
新中日友好21世紀委員会は両国首脳の合意により、2003年に設置され、今年が5年の任期の最後の年となります。北京会合の後、年内に日本で最後の開催を迎える予定です。(王小燕)
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