イスラエルのオルメルト首相は27日エルサレムで、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、パレスチナ自治区のガザ地区住民のエジプト領への越境などについて討議しました。同じ日に、イスラエルは、ガザ地区に対する燃料供給の再開を発表しました。
オルメルト首相は会談で、「イスラエルはガザ地区への封鎖を緩和するつもりだ。ガザ地区の一般市民にもたらす被害をできるだけ避け、人道主義物資や燃料の供給を再開するというパレスチナ側の要請を討議する」と述べました。
イスラエルの新聞「エルサレム・ポスト」27日の報道によりますと、人権組織がイスラエル高裁に提訴したことを受け、イスラエル政府はこの日、ガザ地区への燃料輸送の即時再開を発表すると同時に、もしパレスチナ武装勢力がイスラエルにロケット弾を引き続き発射すれば、燃料供給の停止を再び行うと警告したということです。(翻訳:ooeiei)
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