WHO・世界保健機関のマーガレット・チャン事務局長は21日ジュネーブで、「気候変動は全世界の人々の健康を脅かす主要な脅威で、国際社会はこの問題を重視し、相応の対策を取るべきだ」と述べました。
この中で、マーガレット・チャン事務局長は「人類は気候変動の影響を強く受けている。その影響は徐々に現れるものであるが、気象災害による影響は突然で、急激にやってくる」と指摘した上で、「旱魃や洪水、熱波、大気汚染が健康にとってどんな意味を持っているのか、医療衛生部門はよく知っている。だから、われわれ人類は気候変動に対応するため、緊急な対策を取る必要がある」と述べました。
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