チベットのラサ市では、2004年からビニール袋の使用を制限する措置が取られてきましたが、さらに今年から、チベット全域でビニール袋による汚染を食い止める活動が展開されています。これは9日、ラサで開催された環境保護活動会議で明らかにされたものです。
会議で、チベット環境局の張永沢局長は、「布と紙の袋が、使い捨てのビニール袋など分解しにくいものに比べて、大変効果があった」と述べました。
ここ数年、チベットの観光業の発展に伴って、観光客が増え、観光地ではビニール製品による汚染が深刻になってきました。一方、チベットの都市人口の増加により、ビニールなどの使用も増え、環境汚染の要因にもなっているということです。(閣)
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