中国国務院台湾事務弁公室交流局の戴肖峰局長は8日北京でインタビューを受けた際、「大陸ではこの1年間、台湾同胞の切実な利益にかかわる問題の解決を高度に重視している」と述べました。
戴肖峰局長は、「両岸の人的な交流の拡大に伴い、台湾同胞の出入国、就学、就業、医療、婚姻などの面に新たな状況が現れてきた。緊急救助や犯罪などの問題も際立ってきた」と述べました。
台湾同胞の就学の面では、大陸の教育主管部門は台湾と大陸の学生の学費を同額程度とし、奨学金を設置しています。また、台湾の大学での学歴を承認し、台湾の大学が大陸で学生募集を行うことも歓迎しています。犯罪取締り協力の面では、2007年、両岸の警察は共同で多くの重大刑事案件を処理し、両岸同胞の生命と財産の安全を効果的に保護しました。(翻訳:董)
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