朝鮮外務省の報道官は4日、談話を発表し、「朝鮮半島の核問題をめぐる六カ国協議の合意がなかなか実施に至らない責任は朝鮮にあるのではなく、ほかの国が履行すべき義務を遅らせているためだ」と語りました。
この報道官はまた、「核施設の無能力化について、朝鮮は去年10月3日に発表された六カ国協議の合意文書に従って、去年12月31日までに、技術的に可能な範囲で、関連作業を終わらせた。また、核計画の申告について、朝鮮はやるべきことをやった。合意文書が定めた『行動対行動』の原則に基づき、ほかの国が履行すべき義務を遅らせているもとでは、朝鮮はやむを得ず、核施設の無能力化の進め方を見直さなければならない」と語りました。
同じ日、アメリカホワイトハウスのフラット報道官は、「朝鮮による核計画の徹底的かつ正確な申告を待っている」と述べました。また、アメリカ国務省のマコーマック報道官は、「朝鮮は核計画の最終申告を行っておらず、アメリカは引き続き待っている」と述べた上で、核計画の最終申告を行うよう朝鮮側に呼びかけました。(01/05 翻訳者:Lin)
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